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TorとVPNを併用するメリット・デメリット【おすすめのVPNも】

今回はTorとVPNを併用するメリット・デメリットを解説していきます

Torとの併用におすすめのVPN

  • Millen VPN:日本企業が運営するVPN。サポートが充実
  • NordVPN:全体的なバランスに優れたVPN
  • Surfshark VPN:コスパの良さとサービス品質の高さを両立
目次 (クリックして移動!)

Torとは?

引用

Tor(トーア、トール)とは、ネットでの接続経路を分からなくし、匿名化を確保するための技術・ソフトウェアのことです。名前の由来は、開発プロジェクト「The Onion Router」の頭文字となっています

開発プロジェクトに「Onion (玉ねぎ)」という単語が含まれているのは「玉ねぎのように何重にも暗号化を施して匿名化する」という意味合いがあるようです

もともとは、アメリカの海軍調査研究所によって開発されていましたものが、現在は非営利団体「Tor Project」がオープンソースとして開発しています

Torを使えば、通信経路を匿名化してブラウジングが可能なため、ダークウェブにアクセス際に使われることが多いです。こう聞くと「Torって違法?」と思う人がいるかもしれませんが、Tor自体は匿名化しているだけでなので、違法性はありません

ただし、Torを使って法律で禁じられた行為をした場合にはもちろん違法になるので注意してください(このブログではTorの悪用を推奨していません)

Torの仕組み

引用

普通、ネットユーザーがWebサイトにアクセスすると、Webサイト側にデバイスのIPアドレス(通信機器に割り振られている識別番号)が知られてしまいます。これは、「ユーザー」→「Webサイト」と直接通信しているためです

一方、TorではユーザーからWebサイトへ通信する途中でTorネットワークを経由してアクセスします。Webサイト側から見るとユーザーではなく、Torネットワークのサーバーが接続してきたように見えるので、ユーザーのIPアドレスが守られるわけです

Torネットワークには大量のサーバーが接続されており、その中から3つがランダムに選択されて中継地点として使われます。通信は「ガードリレー」→「中間リレー」→「出口リレー」の順に実施されます

  • ガードリレー:Torネットワークの入り口となる
  • 中間リレー:ガードリレーと出口リレーを繋ぐリレー。
  • 出口リレー:最終的な目的地(Webサイトなど)にトラフィックを送信する

中間リレーを配置することで、ガードリレーと出口リレーが互いに相手の情報を得られないようになっています

上の3つのうち、送信者(ネットユーザー)の情報を知っているのはガードリレーのみで、受信者(Webサイトなど)の情報を知っているのは出口リレーのみです。したがって、すべての情報を知っているサーバーは存在しないので、匿名性が保たれるということになります

以上がTorで匿名性が確保できる仕組みです

VPNとTorを併用するメリット

VPNとは?

VPNとは、「Virtual Private Network」の略でインターネットなどに接続している利用者の間に仮想的なトンネルを構築し、プライベートで匿名性の高いネットワークを構築する技術のことです。

VPNを使えば通信が暗号化されるので、外部からのハッキングを防ぐことができます

ただし「VPNサービスを提供しているプロバイダだけはユーザーのデータにアクセス可能」という事実を忘れていけません

実際、VPNサービスの中には「ユーザーがどのWebサイトにアクセスしたか」といった情報(アクセスログ)を記録しているものも存在します

しかし、わざわざVPNを使って通信しているのに履歴が残ってしまったら、情報漏洩の懸念が拭いきれませんよね?

そのため、ユーザーの情報を集めないと宣言しているVPNサービスを選ぶのが得策です。この「ユーザー情報を集めない」という宣言のことを「ノーログポリシー」といいます

VPNとTorの併用で弱点を補完

VPNとTorの併用するメリットは「互いの弱点を補うことができる」ことかと思います

先述した通り、VPNの中にはユーザーのアクティビティを記録しているものがあります。また、ノーログポリシーを掲げているVPNであっても、もしかしたらユーザーを欺いてデータを記録しているサービスもあるかもしれません

もちろん、NordVPNのように”完璧な”ノーログポリシーを確立しているVPNもある(詳細は後述)のですが、そういうサービスはかなり少ないです

一方、Torの弱点はTorネットワークへ接続するまでの匿名性が確保されないことです。もっと簡単にいうと「Torにアクセスしたことがインターネットプロバイダ(ISP)に知られてしまう」のが弱点と言えます

また、Torは通信経路を分からなくしているだけであって、通信内容を暗号化しているわけではありません。極端な話、Torネットワークを形成するサーバーによる裏切りがあった場合、通信内容が傍受される危険があります

  • VPN:VPNの運営側だけはユーザー情報を得られる(かもしれない)
  • Tor:Torネットワークの外側のアクセスは隠せない。暗号化されるわけではない

そこで、VPNとTorを組み合わせることで、匿名性・安全性を高めるのをおすすめします

組み合わせの方法としては以下の2種類が考えられます

  • Tor over VPN:「ユーザー」→「VPN」→「Tor」→「受信先」の順で接続。簡単に導入できる
  • VPN over Tor:「ユーザー」→「Tor」→「VPN」→「受信先」の順で接続。導入が難しい

一般的に使われるのが「Tor over VPN」です。この方式では先にVPNにアクセスするので「Torにアクセスしたこと」をISPに隠すことができます

また、Tor側もユーザーの情報にアクセスすることができません

Tor over VPNは、VPN接続した状態でTorにアクセスだけで利用できるので手軽です。

一方で、VPN over TorはTorの出口にVPNを置く方式なので少々複雑。これに対応したVPNサービスは少ないので、基本的にはTor over VPNを使うことになると思います

TorとVPNを併用するデメリット

TorとVPNを併用するデメリットは「通信速度が遅くなること」くらいかと思います

Torでは複数のサーバーを迂回するので、普通の通信と比べて速度が低下するのは当然です

利便性を考えると、匿名性がそこまで重要でない場面では、VPNだけ使うのもアリかと思います

Tor用VPNの選び方

ノーログポリシー

Tor用にVPNを選ぶ際にはノーログポリシーは最重要です

先ほどお話したように、ノーログポリシーというのは「ユーザーデータを記録しないというポリシー」のことです。ノーログポリシーのないVPNだと、どのWebサイトを利用したか、いつアクセスしたかといった情報を集めているので安心できません

匿名性を意識するならノーログポリシーのあるVPNを選びましょう

ちなみに、VPNサービスの中にはノーログポリシーの有効性を証明するために、第三者機関による監査を受けている場合があります

たとえば、業界最大手のNordVPNは独立した監査会社である「プライスウォーターハウスクーパースAGスイス(PwCスイス)」によってノーログポリシーが保証されているため、信頼性が高いです(参考)

※本記事の後半で紹介するVPNはすべてノーログポリシーがあります

ノーログポリシーの詳細は以下の記事をご覧ください。

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キルスイッチ

「キルスイッチ」とは、VPN接続が切れてしまった時に自動でインターネット接続ごと切断する機能のこと。

キルスイッチをONにしておけば、万が一VPN接続が切れても、VPNなしでネットにつながることはないので安心です。接続先に自分のIPアドレスが知られる心配もありません

いざという時のためにキルスイッチを搭載したVPNを選んでおくと安心です

※本記事の後半で紹介するVPNはすべてキルスイッチを搭載しています

Torとの併用におすすめのVPN

MillenVPN

Millen VPN

はじめに紹介するのが、先ほども登場した「Millen VPN」です

Millen VPNはレンタルサーバー「mixhost」などを運営する企業「アズポケット株式会社」が提供する国産VPNサービス。

海外のVPNサービスだと「アプリが英語表記」「公式サイトの日本語がおかしい」「サポート対応が英語」なんてこともありますが、MillenVPNはもちろん日本語完全対応となっています

サーバー数に関しても50か国以上に1300以上設置されており、世界最多とはいきませんが十分多いです

同時接続可能なデバイス数も平均より多い「10台」となっているため、多くの端末を持っている人にもおすすめ

国内のVPNサービスとしては珍しくノーログポリシーもあります。キルスイッチも搭載しているので万が一の時も安心です

安心感・サービス品質で選ぶなら日本企業が運営する「Millen VPN」を選ぶようにしましょう

ただし、仮想通貨での支払いには対応していないので、決済情報すらも秘匿したい人にはおすすめできません

Millen VPN
同時接続可能台数10台
サーバー設置国数50カ国以上
サーバー数1,300以上
接続方式IKEv2
OpenVPN
日本語対応あり
返金保証期間30日
支払い方法クレジットカード、銀行振込
対応デバイス・アプリアプリあり
Windows, mac, Android, iOS等に対応
本拠地日本
料金1ヶ月プラン:1628円/月
1年プラン:594円/月
2年プラン:396円/月
※税込み
公式サイトMillen VPN

MillenVPNの評判や使い方は以下の記事にまとめてあります

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NordVPN

トレント用のVPNとして人気が高いのが「NordVPN」です。おそらくVPNの利用者数では世界トップだと思います

「256ビットAES暗号化を採用」「ノーログポリシーあり」「DNS漏れをブロック」「本拠地をデータ保護法のないパナマに置いている」といった理由から、セキュリティ・プライバシーの面で非常に優れています

先ほど紹介した「キルスイッチ」や「スプリットトンネル」といったセキュリティ関連の機能も利用可能です

NordLynxと呼ばれる独自のプロトコルを採用しているのも特徴的。これにより、強固な暗号化と高速通信の両方を実現しています。実際、速度測定の結果ではほぼ確実に上位入りしており、1位になることも少なくないです

全体的にサービス品質が高く、世界的に人気なのもうなずけます

NordVPN
同時接続可能台数6台
サーバー設置国数62カ国
サーバー数4837台
接続方式IKEv2/IPsec
OpenVPN
NordLynx (Wireguardの改良版)
日本語対応ブラウザ版はあり
アプリは日本語非対応
返金保証期間30日
支払い方法クレジットカード、PayPal、仮想通貨など
対応デバイス・アプリアプリあり
Windows, mac, Android, iOS等に対応
本拠地パナマ
料金2年プラン:380円/月
1年プラン:570円/月
1か月プラン:1380円/月
※スタンダード
※学割あり
※キャンペーン中
公式サイトNordVPN公式サイト

NordVPNの評判や使い方は以下の記事にまとめてあります

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Surfshark VPN

Surfshark VPNは近年利用者を急激に伸ばしているVPN。サービス開始は2018年で割と遅めにできたVPNサービスですが、すでに多くのシェアを獲得しています

Surfshark VPNの人気を支えているのは、やはり「コスパの良さ」だと思います

「サーバー数・サーバー設置国数が多い」「同時接続可能台数が無制限」といった魅力の多いサービスでありながら、2年プランは約300円/月で利用可能です

また、「キルスイッチ」や「スプリットトンネル」といったトレントに使える便利機能を積極的に採用しており、利便性の高さにも定評があります

コスパがよくて使い勝手のいいVPNをお探しなら「Surfshark VPN」がおすすめです

Surfshark VPN
同時接続可能台数無制限
サーバー設置国数65カ国以上
サーバー数3200台以上
接続方式WireGuard
IKEv2
OpenVPN
※Shadowsocksは利用者減少により廃止
日本語対応
※一部非対応
返金保証期間30日
支払い方法クレジットカード、PayPal、仮想通貨など
対応デバイス・アプリアプリあり
Windows, mac, Android, iOS等に対応
本拠地イギリス領ヴァージン諸島
料金1ヶ月プラン:1,793円/月
1年プラン:502円/月
2年プラン:314円/月
※キャンペーン中
公式サイトSurfshark VPN公式サイト

Surfshark VPNの評判や使い方は以下の記事にまとめてあります

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