今回はGoogle系のサービスの代わりに使える国産Webサービスを紹介していきます
Google Mapの代わり
Google系のサービスといえばGoogle Mapが有名ですよね
以前、Google Mapは国内の地図情報企業「ゼンリン」のデータを使っていたため高品質でしたが、2019年のある時期を境に極端に劣化したことから「ゼンリンとの契約が切れたのではないか」と大きな話題となりました
実際、この時期を境に「道路や橋が消滅した」「存在しない建物が表示される」といった不具合が相次いでおり、Google Mapから乗り換えた人も多いようです
今でもゼンリンのデータを活用している地図アプリは多数存在するので、そちらに乗り換えるといいでしょう
代表的な国内サービスだと「Yahoo!Map」「ドコモ地図ナビ」などがゼンリンのデータをもとに提供されています
地図アプリ-ゼンリン住宅地図・本格カーナビ|ドコモ地図ナビ
株式会社NTTドコモ無料posted withアプリーチ
Gmailの代わり
最近だと「ドコモメール」のようなキャリアのメールアドレスは使わずにGmailを使う人がほとんどですよね
GmailはGoogleが2004年から提供しているメールアドレスで、無料で何個でも作れるのが特徴です。ドメインは「@gmail.com」となっています
簡単に作成できるのが魅力ですが「利用者が多すぎて自分の設定した文字列がメールアドレスとして登録できない」という問題も抱えています
Google以外が提供するメールアドレスとしては「Yahoo!メール」が有名でしょうか
Yahoo!メールでは1999年のサービス開始から「@yahoo.co.jp」ドメインを提供してきたそうですが、2022年3月1日からは新ドメイン「@ymail.ne.jp」での登録も可能になりました
@ymail.ne.jpは最近できたばかりのドメインなので、自分の好きな文字列をメールアドレスとして設定できる可能性が高いです
Yahoo!メール以外ではUQモバイル利用者にお馴染みの「CosmoSia」が有名かと思います。月額料金を支払えばメールアドレスの取得が可能です
メールアプリCosmoSia:Gmail ヤフー ドコモ対応
ACCESS CO., LTD.無料posted withアプリーチ
Google日本語入力の代わり
「Google日本語入力」は文字通りGoogleが提供している日本語用のIMEです
IMEというのはInput Method Editorの略で、文字入力システムのことを指します。質の高いIMEを使用することで予測変換の精度が向上し、打ち間違えを防ぐことが可能になります
日本語用のIMEとして人気なのが「ATOK」です
ATOK(エイトック)は、徳島県に本社を置くソフトウェア開発企業「ジャストシステム」が開発する老舗の日本語入力システム。
有料のソフトですが変換精度は優秀で、長文でも一括で変換できますし、誤った文を訂正してくれる機能まで搭載しています
2021/11/1に「ATOK Passport(プレミアム版)」がiOS端末に対応したことで、Windows、Mac、Android、iOS(iPhone)のすべてで使えるようになりました。パソコンとスマホで登録しておいた単語の共有ができるのも魅力的です
ATOK [Professional] 日本語入力キーボード
JUSTSYSTEMS CORPORATION無料posted withアプリーチ
Google ドライブの代わり
Googleドライブといえば、無料で15GB使えるクラウドストレージサービスですよね
クラウドストレージにもDropboxやiCloudなど様々な種類がありますが、Googleアカウントで管理できるGoogleドライブは屈指の人気を誇ります
しかしながら、海外企業が運営するサービスにデータを預けるのは少し不安ですよね。
海外にデータが保存されるのが嫌な場合にはTeraCLOUDを使ってみてはいかがでしょうか
TeraCLOUDは静岡県に本社を置く同名の日本企業(旧:ジャストプレイヤー株式会社)が運営するオンラインストレージサービス。
アップロードされたファイルは全て徹底管理された国内サーバーに保存されるため、有事の際にも安心して使えるかと思います
TeraCLOUDについては以下の記事に詳しくまとめてあります。是非ご覧ください
Google検索の代わり
今や国内の検索エンジンといえばGoogle一強状態です
海外を見ていても、ロシアや中国のような一部の国を除いてほとんどの国でGoogle検索がシェアトップの座に降臨しています(↓詳細)
国内企業で検索エンジンを展開しているのは「Yahoo!JAPAN」や「LINE」くらいですが、Googleに対する優位性はありません
Yahoo!JAPANに関してはGoogle検索のインデックスを借用しているため検索結果はほぼ同じですし、LINEも韓国企業NAVARの子会社として誕生した経緯があって国内サービスとは言い難いでしょう
となると、Google検索に関しては国内サービスで置き換えるのは結構厳しそうです
検索エンジンは現在人にとって情報の窓口とも言える重要な存在なので、国内企業ががんばって開発してくれると嬉しいですよね
海外企業だと「DuckDuckGo」がGoogle検索のライバルと言えるかと思います