こんにちは、シンジ(@shinzi_quiz)です
今回は話のネタになる、面白い雑学8つをまとめました
※今後も不定期で連載予定です
1. 券売機では10円玉21枚で210円切手を買うことはできない!?
駅の券売機では同じ種類の硬貨を21枚以上入れようとすると、システムにロックがかかり、入れた硬貨が全て戻ってきてしまいます。
これは「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の第7条「貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する。」に基づいて設計されているため。
この法律、店頭での支払いも例外ではなく、レジで20枚を超える同一硬貨が出された場合、店員には受け取りを拒否する権利があるそうです。
2. ヨーロッパでは血液型は6種類!?
日本ではABO型血液型の血液分類はA,B,O,ABの4種類ですが、ヨーロッパでは一般的に6種類に分けることが多いそう。
各血液型は固有の血液成分を持っていて、その含有量に応じてA1、A2、A3…というように分けられます。
日本人の中にはA1以外のA型の人がほとんどいないため、わざわざ区別することはありませんが、ヨーロッパではA2型が珍しくないため、A型をA1とA2に分けるのが一般的です。
同様にAB型も2種類に分けるため、ヨーロッパでの血液分類は6種類となることが多いのです。
ちなみに日本ではA型が一番多いですが、世界で一番多いのはO型だそうです。
3. 放射能の単位シーベルトとベクレルの違いとは?
ベクレルは放射線を出す能力(放射能)の強さを表す単位。すなわち放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数を表す単位がベクレルです。
一方シーベルトは、放射線の被曝による生物学的影響の大きさ、つまりダメージがどれだけ大きいかを表す単位です。
他の紛らわしい単位としては、明るさの単位であるカンデラ(1つの向きに出る光線の強さ)、ルーメン(光源全体の強さ)、ルクス(面の明るさ)などがあります。
4. 地球上の空気が宇宙に漏れない理由
地球の衛星である月や、地球と同じ太陽系の惑星である水星には大気がないのに、どうして地球には大気があるのでしょうか?
その理由は、地球の重力が月や水星の重力よりも強く、地球の重力圏から抜け出せないからです。
物体が地球の重力圏から抜け出して宇宙に飛び出すには約11.2km/s(第二宇宙速度)以上の速度が必要ですが、地球の温度では気体分子が第二宇宙速度を超す速度になることはまずありません。
そのため地球上に大気が留まっていられるのです。
なお、地球上から出発して太陽系の重力圏から抜け出すのに最低限必要な速度は第三宇宙速度と呼ばれます。
5. コンセントの穴の大きさが左右で違う理由
コンセントの穴をよーく見ると左右で大きさが異なることが分かります。
これは左右の穴のうち、どちらがアースに接続されているかを確認するためです
普段コンセントを使う時には向きを気にする必要はありませんが、映像機器や音響機の中には、極性を考慮しないで差し込むとノイズの影響が出るものもあるそうです。
6. 119番はもともと違う番号だった?
119番の正式名称は「緊急通報用電話番号」で、制定された1926年当時は112番でした。
しかし、誤送信が多かったため翌年119番に変えられたそう。
変更時に119が選ばれた理由は、ダイヤル式の電話で素早く入力できる1を2度回した後、入力に時間のかかる9を回すことで落ち着きを取り戻しやすくするためと言われいます
7. サーファーには納豆アレルギーの人が多い!?
サーファーに納豆アレルギーが多い理由、それはクラゲと関係あります。
クラゲに刺されるとポリガンマグルタミン酸(PGA:poly γ-glutamic acid)という物質が体内に注入されます。
このPGAという物質、実は納豆の発酵過程でも産出されるのです。
つまり、海でクラゲに刺されることの多いサーファーは、納豆に含まれるPGAを摂取することでアナフィラキシーショックに陥る可能性が高いというわけです。
8. なぜ服が濡れると色が黒っぽくなるの?
「灰色の服を着て運動したら、汗で濡れた部分が濃くなった」という経験ありませんか?
これは光の反射で説明することができます
服の繊維は凸凹が多いため、光をよく乱反射します。そのため実際の生地の色よりも白っぽく見えているのです。
そこに水が染み込むと凸凹がなくなり、光の反射が弱まります。
すると目に届く光が少なくなり黒っぽく見えるようになるのです。